書籍紹介
一枚の絵葉書
【 出版文化賞受賞! 】
小谷了一さんが、父親(小谷貞弘)を偲んで著した一冊。自由奔放に生きた父親の姿が、遺された短歌と共に、ユーモアと愛情をもって描かれています。
小谷貞弘氏は、教師から事業家となり、晩年は幡多の自然に包まれた「蜩亭」と名付けた庵で暮らし、多くの短歌を詠みました。
宮中歌会始に選ばれ、その歌碑は四万十川岸のさくら堤公園に県立されています。
霧深し児らの姿をたしかめて朝の渡しのともずなを解く
著者:小谷了一
A5版 176頁
税込価格:1,650円